【音楽】SADSが活動休止を発表したので、このアルバムを紹介することにした。
7年ぶりにアルバムを出すと思った矢先に活動休止の発表をしたようだ。
いつ活動再開するのかは不明だがファンとしては待つしかない。
僕は黒夢よりもSADSの音楽性が好きだったので何気にショックである。
思春期の時に聞いてたぶん、まわりに男女含め聞いてる人はいなかったし、
唯一聴いてた女子は顔ファンだったので論外。
みんなはオレンジレンジや倖田來未、EXIILE、GReeeeNに夢中だったから。
といっても僕自身も聴いてはいましたが、まぁ音楽の価値観が合う人がいない。
今度復活した時は全国でのLIVEをやってほしいところである。
ずっと東京でLIVEしてるほかに音源は開場限定しか出さないし…
というわけで個人的にヴィジュアル系で最も影響を受けているSADSについて語る
【もくじ】
バンドについて
詳細はウィキに書いているので説明するのを省くが一般のイメージだと黒夢の清春か?
クドカン脚本の「池袋ウエストゲートパーク」の主題歌歌ってる人のイメージか?
改めて思うけどウエストゲートパーク出演者のメンツがヤバすぎるんですけど(笑)
どちらとも間違っていないが個人的な解釈では以下の内容にまとまると
■個人事務所立ち上げた
■清春が社長
■清春がギター持ち始める
■メンバーチェンジ繰り返す
■英歌詞ばかり歌うようになる
■アルバムごとに音楽性変わり過ぎ
■突如ライブばかりする
■黒夢の時よりクセが強いんじゃ!
です(笑)。異論は認めますのでファンの方々に不愉快な思いをさせてしまったらごめんなさい。
んで現在はベストアルバムや自主製作版含め8枚リリースされているなか、個人的にはずっと聞き続けていて現在の時代にも十分通用するアルバムを紹介したい。
「THE ROSE GOD GAVE ME」
上記にも記述したがこのバンドの音楽性はアルバムを出すごとに、急に舵を切り替えるように変化する。
特に2ndアルバム「BABYLON」のようなグランジ系からハードロック・ニューメタル系に切り替えた。
清春氏の声質だとハードロックに合わないイメージがあるかもしれないが彼の性質とヴィジュアル系の要素とセンスをブレンドすることにより
従来のハードロックやラウドロックとは違う音楽性を完成された。
www.youtube.com
このアルバムの特徴として僕が感じたイメージは以下の通りになる。
「重厚であるのに痛快。サウンドにあえてザラツキ感のあるような加工を行ったことでより世界観を構築できたほかに」
「独自なビジュアルな世界観で艶のあるグラマラスな輝きが倍増(これは未だに誰も真似できないがtheGezettEとlynch.はイイ線いってる。)」
ほぼ英歌詞というオブラートに過激な清春節を絡め ただ煩わしい騒音ではない卓越したメロディセンスにより
攻撃力・殺傷力・珍美性・暴力性・凶暴性が存分に発揮されている。
様々な要素の遡上効果は大きく、かといって洋楽のコピーでもなく日本人らしさも皆無で、どこか浮世離れしている唯一無二の傑作
現在の時代、Crystal LakeやColdrain、Crossfaithなどのラウド系が活躍しているんだから、普段この系統を聞いてる人には届きそうな感じがするんですよね。
もちろんヴィジュアル系を聴いてるリスナーも。
先行シングルとして発売された「ポルノ・スター」「APPETIZING 4 SONGS EP」のカップリングも注目していただきたいですし、
EPに収録されているシークレット曲「HONEY」(「HONEY HONEY」のアレンジ版。ベスト盤にも収録されてる)もアルバムやシングル曲に負けないぐらいの殺傷力を発揮されている。
このアルバムのサウンドが全方位の敵を殺すレベルでのパワーが渦巻いているせいか未だに色あせない。
全編通してオススメなのだが、なかでもラストの『Because』
皮肉を込めた歌詞が印象的である。もともとは黒夢のイメージの決別やメンバーチェンジやアクシデントを乗り越えて新生SADSとして動き出す心情の内容だが、
17年の時を経て、別の解釈をするとネット及びSNS,Twitter上で、成功者、挑戦者に付きまとうアンチに対する皮肉な批判のフレーズが垣間見える。
数えれば数えきれない視線と刃
Psychoな不干渉のメッセージ笑わせる
薄暗い顔見せろ 教えてやる
いまよりもっと冷血な頭の中
脱落者は嫉妬深く
裏返し中傷=愛情
崇拝、天性、カリスマ
憎まれ足りない唯一存在
例えばネット上でSNSとかTwitterとかに飛び込むと匿名達の視線
出張すると、批評が飛び交う
メッセージ送っているアンチ。そう、てめぇの笑顔一つもない薄暗い顔
「脱落者の~」以降の歌詞は自称プロのクソブロガーやインフルエンサー、インフルエンサーもどき等に付きまとうアンチの攻撃は嫉妬に当てはまる。
「裏返しの中傷=愛情」というのは流石である。アンチは本当やうらやましくて仕方ない、自分が手に入れたかったポジションだから批判する。まぁ滑稽である。
逆に挑戦者や成功者はここまで吹っ切れてないと、この世界でやっていけねぇぞ!という意味として捉えても良いのかもしれない。
ある意味応援歌でもある。
おわりに
このアルバムが一番聴く頻度が高いので、他のアルバムをもう一度聞いてみますか。
どういった経緯で活動休止したのかは不明ですが、いつか活動再開できることを楽しみにしていますよ!